佐々木秀幸氏 逝く
元日本陸連専務理事の佐々木秀幸氏が去る8月24日午前、急逝されました。享年91歳。
佐々木氏は早稲田大学を卒業後、公立中学校教員、東洋大学、早稲田大学を通して陸上競技の指導者として活躍されました。ミュンヘン五輪、モントリオール五輪では代表コーチの大役を担うなど、陸上競技の指導に邁進されました。 1985年には全国小学生交流大会を創立するなど、大会運営や組織運営、強化・普及にご尽力されました。
私たちに関係が深いのは東京マラソンです。組織委員会事務総長を務められ首都東京でのマラソン大会の実現にこぎつけました。今では当たり前のように世界中のランナーが東京マラソンを楽しんでいますが佐々木先生のお陰を忘れるわけにはいきません。
東洋大学陸上競技部、早大競走部でも監督を務め、世界で活躍できる選手の育成に力を注がれ多くの陸上選手を国際大会に輩出しました。
04年に瑞宝小綬章受賞。05年から日本陸連名誉副会長、11年以降は同顧問を務めていました。
東京五輪2020を一年後に控え、会報98号(2019年2月15日号-8_001に寄稿を頂きました。
そして M・アカデミーの創設者であります。心からご冥福を祈りたいと存じます。
《佐々木先生への追悼文をお送りください》
次回発行の会報120号、121号に掲載します。(郵送、メールでも結構です)
原稿は平尾までご連絡ください bin418@gmail.com ☎080-5077-4350